第7回「薬害根絶フォーラム」(2005年10月22日)
参加者アンケートの「意見・感想欄」回答一覧


<薬剤師>
●薬学部の学生の当時より、スモンやサリドマイドなどの薬害に疑問を感じており、そのことから新薬そのものにもあまりなじめずにおりました。
●最近になり、あのサリドマイドが抗ガン剤として、また使用され始めたことも知り、愕然としおります。
●本日の集会で被害を被っておられる方々の魂の底からほとばしる発言を聞き、薬に携わる立場の者として、この事実を多くの方に伝えると同時に少しでもこの状態を改善できるよう努めたいという思いを新たにしました。
●被害を被られた方々には苦しい状況にめげずに、どうぞ今後も発言、活動を続けて頂けますようお願い申し上げます。
●そうして頂いたことで私たちも新たに行動に参加していけるものと思っています。
●数十年前、薬学部在学中にサリドマイド被害の中森氏のお話を良く聞きに行った憶えがあります。そのころのサリドマイド児と言われた人々が、この薬害根絶運動の中で活躍されていることを目の当たりにして、感慨深いものがありました。
私自身は薬剤師の一人として情報活動をもっと活発に行い、患者さん(私自身も患者の立場になることも再三あります。)の安全性に寄与しなければと思います。
●情報誌等で副作用のことは認識していたが、実際に被害に遭われた方の報告は、より厳しい状態を感じることが出来ました。
昔から日本のお役所はメーカー等の利益優先のため、対応が後手後手になり、起きなくてもよい被害を増やしている。医療従事者もちょっとしたミスで済まされない立場であるだけに、各人が自覚を持って対処して、責任ある仕事をしないといけないと益々再認識しました。
今は家にいる薬剤師ですが、もしOTCにでも勤務することがあれば自分の家族友人がこの薬を飲むという立場で接するつもりです。
現在は一般薬の副作用より病院の新薬の方がきついので、厚生労働省やドクター、ナース、病院薬剤師のチームワークが必要と思われます。
●行政の怠慢と言うが後手に回る事、当事者たちの無責任がなければ、被害はもっと少なくて済んだと思います。
●私は薬剤師です。出席させて頂いて身の引き締まる思いでした。今までも患者さん、消費者の立場に立って行動をしてきたつもりですが、益々もっと頑張らなければと思いました。
●大変な被害を受けた方々の体験談に身の引き締まる思いです。誰でも被害者になりうるのですから、加害者にならないように薬を扱うものとして注意の上に注意して従事していきます。
●初めの話にありました薬剤師も加害者になりうるという言葉をとても重く受け止めました。たくさんの被害者の方々のお話を聞き、ものすごく身近な問題であることを改めて感じました。
そして、今でもそれが繰り返されるかもしれないという危機感を感じました。被害の種類や度合いは違っても、苦痛や不安と戦っている方々は、自分のことだけではなく、他でもこれからも同じ事を起こさせないよう運動されている熱い思いが伝わりました。
医療の現場にいると、頻繁に新薬の連絡や添付文書の連絡が届きます。私たちはその一つ一つをきちんと理解し、伝え、患者さん一人一人安心して治療していけるよう手伝いをして行かなくてはと思います。
●陣痛促進剤については、未だに医師の都合等で使用されている事実に愕然としました。
●(私自身陣痛促進剤により、出生したことを聞いています。)他の薬害についても薬剤を使用する人(医師・薬剤師)が適正使用する必要性を、改めて痛感しています。
●実体験を訊かせて頂き、勉強になりました。薬剤師として身の引き締まる思いがします。
消費者も簡単にOTCを購入せず、薬剤師に相談すると言うことをして欲しい。かかりつけ薬剤師を持つことが大切だと思う。
●薬は両刃の剣ということをいつも踏まえて仕事をしていかなければならないと思います。
●現在の姿として利便性、経済性が重視されています。その中でインターネット市場等で販売されている。そして、薬害(健康食品)が起こっています。この様なケースは規制すべきだと思います。JTC市場でも診療所を含めて薬局薬剤師、医師間でチーム医療を進めていくことも必要と思える。
●出席して、大変勉強になり、今後の励みにしたいと思いました。販売中止、回収について、早い処置を実行しなければならない。
●日々薬を扱っているが、いつ自分が加害者になるか判らない現状である。
●日々の薬の勉強が大切であるが、それでも情報は遅れることがある。患者の立場になり、副作用の症状が出ていないか、過剰に服用されていないか、効果の発現状況を考慮して総合的に考え今後も服薬指導を行っていきたい。
●薬害被害者の方の報告を聞いて、薬害がその人及び家族の人生をいかに壊すものかということ、30年以上も前におこったスモン、サリドマイド被害の方は、今も苦しんでおられること、決して風化させてはならないと痛感致しました。
●薬害の防波堤として、私たち薬剤師の果たす役割は非常に大きいと再認識しました。
●職場の若い薬剤師にも今日知り得た知識を伝えたいと思います。
 また来年は参加するよう呼びかけたいと思います。
●現在の日本社会は被害者が泣き寝入りをさせられる社会です。それを改善指す政策を国は早く導入しなければなりません。
全ての被害者救済の法律を決める必要があります。その為には我々は勇気を出して発言して、患者や薬局に来るお客様に薬害の怖さを知らせていこうと思います。

<看護師>
●病院で患者様の服薬に携わる仕事をしています。薬害に遭われた方に新しく薬を飲むように説明するときに副作用に対する説明をすると余り変更したくないとか言われたときに、薬害で失われた医薬品の安全性の大きさに気づかされます。患者様にとって変更することがメリットであることを理解して頂くと共に、リスクがあっても飲んでも良いと思っていただけるようにきちんと説明することが医師、看護士、薬剤師の資格を持つ意味であると思い、日々の診療の中で活かしていきたいです。今日は大変有意義な時間を過ごすことが出来て、参加できたことをとても良かったと感じています。病院に戻り、スタッフ一同に情報を共有させて頂きます。

<医師>
●呼吸困難時のモルヒネの使用は肺うっ血を減じて、呼吸を楽にする目的で使用するものです。医師としては、安楽死を勧める医師などいないと信じていますので、そういう目的で勧められた意味を取り違えられたということはありませんか。重い問題なので、こういうストーリーにされますと、ひっかかって支援するという気分になれません。一度、主治医に確かめられてはいかがでしょうか。
●OTC薬も危険だと思いますが、副作用の声に耳を貸さない医師の処方も危険だと思います。
●医学生への講演はとても大切なことだと思います。2004.10に大阪から浜六郎氏に来て頂きましたが、薬被連の方が講演に来て頂けたら、ありがたいです。ただし医師39名の小さな病院ですので、会場も30〜40名しか入れません。

<学生>
●実際に薬害の被害に遭われている人の話を聞いて自分のこれから出て行く社会は人の命を扱うと共にその人の人生をも危険にさせてしまうかもしれない薬剤を扱う所なんだと改めて実感しました。
●このフォーラムを先生から教えてもらって、最初は何が何だか分からず参加しましたが、どれだけ苦しんだか想像すると、とても悲惨なことが起きたんだと深く考えさせられました。薬の副作用はとてもおもしろくこの副作用とうまくつきあっていかなければならないことは知っていたけれど、過去に起きてしまった事故で今も苦しんでいる人がいることを理解しました。
●自分もこれから出産するかもしれない、薬害に遭うかもしれない、そして、自分が加害者になるかもしれないという事を理解し、責任の重い大切な勉強をしているんだと思いました。もっと勉強して、早く薬剤師として働きたいと思いました。
●今まで薬害については、ニュースで少し聞く程度で殆ど知る機会がありませんでした。今回、初めてこのようなフォーラムに参加し、薬害の恐ろしさ、薬害被害者の方の苦しみを聞くことが出来、とても衝撃的でした。私は薬学に通っているにも拘わらず、このような話を聞く機会がなかなかありません。このことは、将来医療従事者が知らないままでは絶対にだめだと思います。
●ぜひ授業の一つとしてこのようなことを教えて頂きたいと思いました。私はこれからもこのような機会があれば、ぜひ積極的に参加したいと思います。
●正しく使用すれば、有効で危険性が少ないと言われる薬ですが、実際はどのような事が起こるのか分からないのだと強く感じました。
薬を服用するのは日常の行為となっていますが、それが本当に正しいことなのかを改めて考えなければならないと思いました。
これから薬に関係する立場であり、深く考えなければならないのですが、病気に向き合うための使用、それによる副作用、苦痛などどの面を中心に考えればいいのかも分からないです。ジレンマです。
一人一人の患者の方に対して、誠意を持っていれば薬害というのは拡大しなかったのかもしれない。たとえ国や医療関係者と和解したとしても、薬害が繰り返されるのがくやしい。本当に患者のための薬であってほしいと思うし、そのように薬に関わっていきたいです。
●私は今、薬学部に籍を置いており、その関係から大学の講師にこのフォーラムに参加してレポートを書けば点数がもらえると言われ、ならば、点取りという安易な動機で参加しました。薬学部の授業というか、薬剤師の世界全体に言えることなのですが、「薬害」という領域は、患者に直接触れる、治療する権限が与えられていないため、どうしても薬の作用副作用等は紙面上のどこか現実感のない話として、それらを覚えていくというものです。私はこのフォーラムに参加するまでは、完全な傍観者でしかありませんでした。マスコミ等、TVなどでも報道はされていて、薬害のニュースは良くみるのですが、聞いてすごく動揺というか、自分の無関心さを身につまされる思いがしました。言葉では表しにくいのですが、すごい衝撃を受けました。私は薬学生としてその専門的な学問を学んでいるというおごりがありました。しかし、それは全くの勘違いで、薬について全く知らなかったという気持ちです。「薬の向こうには人がいる」と何度も講義で聴いていました。しかし本当にその意味が理解できたのは、このフォーラムに参加してです。私の大学からはこのフォーラムに20人ほど参加していると聞いています。しかし残りの280人は不参加であり、本当に「薬の向こう……」を理解している人は、そのうち何割になるのか。数は限りなく低いと聞いています。だから大学の講義のなかで、こういった薬害の被害者の声を聞く機会を増やして欲しいです。そして、過去の過ちを繰り返さないためにも、薬害被害者たちの意見を多く反映していけたらと思います。このフォーラムに参加できて本当に良かったと思います。これから参加していきたいと思っています。「薬害」は薬が起こすのではなくて、人が起こす。この事実をしっかり考えていきたいです。
●被害者がこんなに理不尽な思いをしているのかと思うと許せなかった。自分に出来ることなら手伝いたいと思った。
●このような被害者の生の声を聞くフォーラムに、はじめて参加しました。
これから薬剤に携わる職業を目指すので、積極的に情報を取り入れたいです。
●薬害について全くといっていいほど何も知らなかったけど、今回は勉強になりました。
●今まで「薬害」について聞いてきたけど、今回のフォーラムでもっと「薬害」というものを知ることができてよかったです。
●薬の情報提供、リスクについて治験・市販後調査などについてあらためて考えさせられました。
●今回初めて薬害根絶フォーラムに参加しました。
●様々なことが聞けてとてもためになりました。薬害教育を三年ほど受けてきて、入学当初の希望を失いかけていたのですが、今日もまた、少しずつやる気が出てきました。
●私の大学でもこのような授業があればいいなあと思います。
●陣痛促進剤や風邪を引いたとき、解熱鎮痛剤の筋肉注射など、ほんとに身近なところから薬害が起こってくることを知って、驚いた。
●どんなところからでも起こりうることだという危機感を持って、情報を集めていくことも重要なんだと思った。
●これから薬剤師となる者として、病院にしても、薬局にしても、薬品のリスクの良い面をきちんと説明していくということは本当に必要なことだと思った。
●患者さんと共に薬について考え、判断していくことができる薬剤師になりたいと思った。
●大学の講義だけでは分からない生の情報を知ることが出来て、大変ためになりました。
●薬害について、しっかりと考え対策方法などを見つめ直すのに良い機会だと思いました。
●このようなフォーラムをしなくてもようになれば、一番良いのですが、もし次回があるのなら参加しようと思います。
●実際に薬害を受けた方の話を聞く機会というものはなかなかないものなので、今日ここに来て話を聞いて、すごく考えさせられました。
私は、特に将来、薬剤師として働きたいと思っているので、薬害の加害者にもなり得るのだと改めて思い知らされました。
自分の目指している職業が慎重さを欠くと、患者さんや家族の人生を変えてしまうと言うことを忘れず、正しく薬を使えるように努力しようと思います。
冒頭の薬剤師会会長児玉氏の「薬は異物なので、本来は使わない方がよい。薬は人がうまくコントロールする必要がある。」という話に共感します。
●どなただったか「副作用と薬害は違う」とおっしゃっておられましたが、本当にその通りだと思います。
●科学的根拠を求めず、有害事象があれば、速やかに報告することが大切だと思いました。(拡大を防ぐ意味で)
●また患者さんに副作用等の情報を提供しなければ「嘘をついた」ということになる。これは大変だと思います。あまり、患者さんを怖がらせてもいけないし、難しいことですが、上手に説明する方法を考えたいと思います。

<教員>
●薬害のことはある程度知っているつもりでしたが、被害者の方々の生の声を聞かせて頂き、薬学部で講義をしている者として、恥ずかしいくらい認識不足のところが多かったです。
●薬害を防ぐにはどうしたらよいのかということを、自分自身が再度考え直すと共に、学生にも薬物供与、薬物開発に従事するので薬害を防ぐにはどうしたらよいかということを考えてもらおうと思いました。佐藤嗣道さんの「サリドマイド復活・新たな被害を発生させないために」が非常に興味深く、多くのことを勉強させてもらいました。薬学部では「薬害」の講義をしていないと言われておりましたが、私は講義で「サリドマイド」「スモン」「陣痛促進剤」「血液製剤」によるHIV、肝炎については講義しています。医療人として学生を社会に送り出す者として、しっかり薬害のことを学ばせねばと思っております。
●私は、高校でナチスの「安楽死」計画などの授業をしているところです。生徒たちは、その時代にそんな国に住んでいなくて良かったと言います。でもイレッサの話を聞いて、まさにナチスと同じ状況に日本もあるし、生徒も安楽死をさせられる可能性もあると感じました。
私は「レントゲンを撮りなさい」と言われています。教員なので、結核のなごりかなと思うのですが、悪いのではなく、「要観察」ということで、自覚症状がありません。どうしてもしなくてはいけないのか疑問に思っていました。

<一般>
●第1部の被害者実態報告について、各持ち時間がきっちりと守られているにも拘わらず、各被害の内容がコンパクトにまとめられていたのでわかりやすかった。第2部については、非常に理解しやすい流れであった。専門家の協力していることで、非常に中身のある討論になっていたと思う。ただやっぱり医薬品の規制についてはそのこと自体がわかりにくい仕組みになっている気がします。児玉さんの最初の挨拶で「薬剤師の役割は医薬品を使用促進することではなく、安全に医薬品を供給すること」と言われていたことが、印象的でした。
●薬害と薬の副作用は別のものだという認識を持てたことが今回の収穫の一つです。「リスク」については数字を出したり、分類を考えたとしても行き着くところは各症例、薬と製剤及び環境という個々の問題になってくるのではないかと私は思っています。
今回のような場での情報が拡がって、広く社会の認識と行動に反映されることを願っています。貴重なお話をありがとうございました。
●薬害被害者だけでなく、薬剤師の方が多く参加されたことに感銘を受けています。近大の先生が、学生に薬害を講義で教えられているとのこと、うれしく思います。多くの学生が続いてくれればいいですね。
●いろいろな薬害があることは知っていましたが、被害を受けられた方のお体の不調がこれほどまでに多岐にわたっていることを知り、本当に薬害は許せないと改めて思いました。自分の意志とは全く関係なく、被害を受けられた方を差別する人々も、もし自分が被害者だったらということを考えて行動して下さったらと思います。

<被害者団体>
●スモンの市川さんが「みんなで薬害疾患医療制度」の確立を求めましょう。人間らしく生きる権利を私たちに」と言われ、私は人間らしく生きる権利を口にしてもいいんだとうれしくなりました。
●ヤコブの上野さんの奥様への深い愛に心が熱くなりました。MMRのKさんの加害医師が多いですよね。医師、筋短縮症の吉田さん、周囲の理解が得られない苦悩。サリドマイドは過去のものではなく、海外、現在日本では個人輸入という新しいルートによって、またサリドマイドを再度医療現場に復帰させていいのだろうか。
●私が薬害とわかったのが、3年前でつい最近のことです。
●今日、初めてフォーラムに参加させて頂き、とても意義のある話が聞けてうれしくもあり、とても勉強になりました。
●本当、薬は怖いです。これからはリスクも考えながら、服用したいと思います。
●思いの外、参加者が多くて驚いた。
パネラーは日頃から使う言葉なので、「専門用語」と思っていない単語が会場の人々に理解されているのか心配。
 SJS、スイッチOTC等

<その他>
●薬は元々副作用のあるものです。ただ薬効があっても、副作用がそれほどでないものが薬として使われているのです。抗ガン剤は効く薬がないので、副作用がきついが、少しでも効果があれば薬として使われるわけです。だから常に副作用について、少しでも危ない情報があればすぐに情報を流し、重い副作用の時は販売を中止して、製造を引き上げるべきなんです。ところがサリドマイドの時、ドイツで販売中止をして製品を引き上げてから、日本で引き上げたのは一年半以上も遅れてしまったんです。HIVの時もやはりアメリカで非加熱製品を危険だと引き上げられてから、一年以上もそのままでした。厚生省がサリドマイドでの被害者を出したのに中止していないのです。これは役人の制度によると思います。キャリア制度が諸悪の根元です。何もしなかったら、二年ほどで部署が代わり昇進していける。従って仕事をしない癖がついているので、仕事をしなければならないときでも後任者がやるだろうということでほっておく。
何かすれば、かえって疎外される。HIVの責任者の課長が東大教授に昇進し、「イラクへ自衛隊を行かすな」と小泉首相に勇気を出して、上申した外交官はクビになった。日本のこの行政制度に最大の問題があり、このままでは薬害は絶えないと思います。厚労省の役人が全世界に目を配り、少しでも危険な情報があれば、販売中止、製品の引き上げにつなぐ必要があります。薬はもともと副作用のあるものですから。
私が受けた薬害教育の中でそれは教えられました。従って、私はキノホルムを買いに来た患者さん以上に気になり、「どれぐらいの期間この薬を飲んでいますか」と訊き、この薬は長期間飲んでは「ダメ」ですと売らなかったこともあります。その時はスモンには気づかなかったですが、
サリドマイドは、たった一回飲んだだけでも起こりましたが、キノホルムは何kgも飲んだ人だと聞いています。
私らの店に、長期間買いに来てくれません。今も大学では「薬害」の授業をしていると思いますが、より充実する必要があります。
しかし、もっと大切なのは行政上の問題で、国民の金は自分らの仕事にかかっているという自覚を持った役人にやってもらわないとダメです。今、アメリカが牛肉の輸入を迫り、日本も輸入をしようとしているようですが、カナダでBSEが発生したときは、隣のアメリカでは、つい最近まで輸入を中止していました。アメリカで危険部位の除去が完全に行われていないと問題になっている時にです。「政府は国民の命を守らねばならない」これが問題です。また薬は毒物です。商売の対象にしてはいけないのです。
●薬害被害者の生の声を初めて聞く機会を与えられ、胸の詰まる思いがしました。
●会の方々の活動を知り、こういったことが国民一人一人に浸透してほしいと願います。
●こういった会に薬剤師以外に処方を出す限り、医師の方々にも多く出席しています。
●薬害について殆ど知らなかった。しかし、今日の話を聞いてよくわかった。どうしようかと迷いましたが、来て良かったです。
●みなさん、色々苦労があるのにそれを感じなかった。私も前向きに生きようと思った。
●患者様ご本人、又、ご家族からお話を伺うことが出来て、貴重な体験でした。
●人間には自然治癒力があり、また身体の中には様々な物質があると思います。漢方やハーブなど体内に取り入れる者は、出来るだけ複数の物質を組み合わせて人間の体内の成分構成に近いものにするようにしてきたのだと思います。
今後は、少しでも人間の自然治癒力を尊重するような医療の推進を祈る思いです。小生の今回の学びを自分の今後の活動に活かしていきたいと考えています。貴重な体験ありがとうございました。
●薬剤師さんと共催で薬品の安全性確保のための集会とその中での議論が出来ていること自体、とても有意義に感じました。非常に良かったです。
●「薬害の原因は薬だと思っていませんか。」の言葉に一瞬ドキッとしました。
●今回の根絶フォーラムに出席して、それが人によるものだということ。今までの認識が誤っていたことに気づきました。
●学校でビラが配られて、軽い気持ちで来ましたが、軽い気持ちできたことにかなり後悔しました。
●被害者の人を目の当たりにしたとき、これからの薬剤師のあり方について勉強の取り組み方について考えていく機会になりました。