会 報 の バ ッ ク ナ ン バ ー


<会報1号> 1996年4月30日発行

(主な内容)
★大阪市が全国で初めてカルテを全面開示
 当会、関西代表世話人の岡本隆吉氏の開示請求に対し、大阪市が条例に基づきカルテを全面開示した。
★設立総会の講演報告
 薬害・医療被害者の団体や情報公開を求める市民団体等が集まり設立総会が開かれた。設立総会では5人の団体代表などが講演した。


<会報2号> 1996年5月26日発行

(主な内容)
★シンポジウム(96年5月11日)講演報告(1)
「HIV薬害訴訟と情報公開」(岸本達司弁護士)
★シンポジウム(96年5月11日)講演報告(2)
「民事訴訟法改正案の問題点」(秋田仁志弁護士)
★大阪府豊中市も条例に基づきカルテを全面開示
★12年前のカルテ開示を求める新聞記事
1984年の昔の朝日新聞記事に3人の子どもを亡くした被害者の写真と共に、カルテ開示を求める特集記事が掲載されている。3人とも、当会会員である。カルテ開示はいつになったら実現するのか。


<会報3号> 1996年6月30日発行

(主な内容)
★シンポジウム(96年5月11日)講演報告(3)
「医療情報は開かれるか」(岸本佳浩弁護士)
★論文掲載
「患者の求める医療記録の開示(勝村久司)」(大阪保険医雑誌96年5月号より)


<会報4号> 1996年9月9日発行 

(主な内容)
★大阪市が条例に基づきレセプトをほぼ全面開示
当会会員の馬場治さんのレセプト開示請求に対し、大阪市は今後、原則全面開示することを決めた。
★京都市も昨年、特例で既にレセプトを開示
当会会員が、昨年、京都市からレセプト開示を受けている。条例に基づく請求であったが、特例の開示であり、今後も開示をするかどうか不明。
★論文掲載
「レセプト開示〜医療にも明朗会計を〜(勝村久司)」(さいろ社の雑誌「トリートメント」96年5月号より)
★論文掲載
「患者は自分かかった医療費の明細を知ることが出来ない(勝村久司)」雑誌「トリートメント」93年5月号より)
★論文掲載
「医療情報の公開・開示の重要性(勝村久司)」(消費者法ニュース96年7月号より)


<会報5号> 1996年10月10日発行

(主な内容)
★厚生省がレセプト開示の方向へ
ついに、長年にわたるレセプト開示を求める市民運動が実った!
★大阪高裁がレセプト開示命令
お産の事故に関わる兵庫県へのレセプト開示請求で却下されたことを不服とする裁判の判決が、一審判決を覆し、完全勝訴した。代理人は当会会員の長谷川京子弁護士。兵庫県は上告した。
★大阪府茨木市が条例の基づき遺族にレセプト開示
当会会員の条例に基づく亡父のレセプト開示請求に対して、茨木市は全面開示した。


<会報6号> 1997年2月4日発行
(主な内容)
★シンポジウム(96年10月26日)の講演報告
「大阪高裁がレセプト開示命令」(長谷川京子弁護士)
逆転勝訴までの経過と、この判決の意義について。
★京都市が急きょレセプト全面開示
特例で過去にレセプト開示をしている京都市ですが、当会会員の坂根不二子さんの請求に対しては拒否の姿勢をしていました。しかし、厚生省の方針転換を受けて、全面開示に踏み切りました。
★論文掲載
「医療を動かすレセプト開示(勝村久司)」(日本消費経済新聞1月1日付けより)


<会報7号> 1997年5月19日発行

(主な内容)
★大阪市が遺族にもカルテを開示
既に本人にカルテ開示をしている大阪市ですが、当会会員で大阪市立病院で子どもを亡くした2人の母親の遺族としての開示請求を拒否していました。「子どもが生きておれば法定代理人として開示請求できるが子どもが死ぬやいなや請求権がなくなる」という説明に納得がいかず交渉を続けた結果、開示されました。東京都も同様の措置をとることになりました。
★大阪府が都道府県で初めてレセプト開示
当会会員の方が大阪府の条例に基づいてレセプト開示を求めていた件で、大阪府は全国に先駆けて全面開示に踏み切りました。


<会報8号> 1997年6月30日発行

(主な内容)
★厚生省がついにレセプト開示を通知
96年6月25日、厚生省がついに、レセプト開示を全国に通知しました。焦点となっていた遺族への開示も、弁護士などの代理人の開示請求も認められる画期的な内容でした。
★レセプト開示通知までの経過
レセプト開示通知実現までに至る経過をまとめました。
★レセプト開示実現に関する新聞記事
多くの新聞が1面トップや社説などで取り上げたレセプト開示報道の内容。
★厚生省が出した通知文の全文掲載


<会報9号> 1997年10月1日発行

(主な内容)
★シンポジウム(98年7月12日)の講演報告
「オセロの角をまず白に〜情報の公開・開示からいよいよ医療の中身の議論へ〜」(勝村久司)
「医師に拒否権はない〜レセプト開示で新たな信頼関係を〜」(石川寛俊弁護士)
「不正請求3兆円?の抑止力〜レセプトは医療機関の窓口で請求しよう〜」(近藤誠医師)
★社会保険庁のレセプト開示手続きマニュアル全文掲載
★レセプト不正請求を正す初の訴訟
当会関東地区代表世話人の新美千鶴さんによる、レセプトの不正請求を正す初の訴訟について
★「カルテ等の診療情報の活用に関する検討会」について
レセプト開示通達の半月後に設置されたカルテ開示検討会のメンバーや設置目的など。


<会報10号> 1997年12月6日発行

(主な内容)
★第39回(97年7月30日)厚生省交渉「情報公開・開示関連」の交渉内容全文掲載。
★第40回(97年12月12日)厚生省交渉「情報公開・開示関連」の要望書。
★厚生省「カルテ開示検討会」が4回目終了後にまとめた「論点整理」案の全文掲載。
★厚生省「カルテ開示検討会」に対し公聴会の開催を求めた要望書。
★論文掲載

「医療消費者(患者)からみた病院の情報開示(勝村久司)」(医学書院の雑誌「病院」97年11月号より)


<会報11・12号> 1998年12月12日発行

(主な内容)
★第40回(97年12月12日)厚生省交渉「情報公開・開示関連」の交渉内容全文掲載。
★第41回(98年4月17日)厚生省交渉「情報公開・開示関連」の要望書。
★会員論文

「私のカルテ〜アンケート結果から〜」伊豆百合子(ジャーナリスト)
「カルテ開示検討会への意見書」佐々木安吉(当会世話人)


<会報13号> 1998年5月26日発行

(主な内容)
★厚生省「カルテ等診療情報の活用に関する検討会」報告書素案全文掲載
★厚生省「カルテ開示検討会」への要望書(1)・・・遺族にもカルテ開示を
★厚生省「カルテ開示検討会」への要望書(2)・・・「悪質な市民運動」発言の真意を問う。
★厚生省「カルテ開示検討会」への要望書(3)・・・看護記録も開示の対象に


<会報14号> 1998年6月30日発行

(主な内容)
★厚生省「カルテ等診療情報の活用に関する検討会」最終報告書全文掲載
★遺族への開示問題を棚上げにした検討会最終報告書を批判する新聞記事集
★厚生省「カルテ開示検討会」への6月15日付質問書


<会報15号> 1998年9月20日発行

(主な内容)
第41回(98年4月17日)厚生省交渉「情報公開・開示関連」の交渉内容全文掲載。
★第42回(98年7月31日)厚生省交渉「情報公開・開示関連」の要望書。
第42回(98年7月31日)厚生省交渉「情報公開・開示関連」の交渉内容全文掲載。


<会報16号> 1998年11月3日発行

(主な内容)
★シンポジウム(98年9月26日)講演報告
「情報開示はどうすれば患者の権利につながるのか」(森功医師)
「カルテ開示から患者の権利確立へ」(梓川一氏)
★「カルテ開示法制化」を提言した検討会報告書を受けた第1回目の医療審議会の傍聴記
 新美千鶴さん(当会関東地区代表世話人)
 佐々木安吉さん(当会世話人)
★自治体が「医療費自己負担分の過払い」の通知を怠る


<会報17号> 1999年1月11日発行

(主な内容)
★厚生省が「カルテ開示法制化の原案」を医療審議会に提出。厚生省発表の「たたき台」を全文掲載。
★論文掲載

「遺族へのカルテ開示を急げ!」(朝日新聞社発行の月刊誌「論座」98年11月号より
★「レセプト不正請求」返還訴訟が結審
当会関東地区代表世話人の新美千鶴さんの裁判がついに結審。新美さんの最終陳述書を全文掲載。


<会報18号> 1999年3月31日発行
(主な内容)
★第43回(98年12月11日)厚生省交渉「情報公開・開示関連」の要望書。
第43回(98年12月11日)厚生省交渉「情報公開・開示関連」の交渉内容全文掲載。
★遺族へのカルテ開示を求める要望書提出の内容を全文掲載

 16の被害者団体と共に厚生省医療審議会に提出した要望書の内容を全文掲載。


<会報19号> 1999年4月30日発行

(主な内容)
レセプト不正請求訴訟が完全勝訴!「判決文」全文掲載
当会関東地区代表世話人の新美千鶴さんによる全国初のレセプト不正請求の返還請求訴訟の判決が申し渡され、原告側が画期的な完全勝訴をおさめた。
★レセプト不正請求訴訟完全勝訴に関する新聞記事集


<会報20号> 1999年6月30日発行
(主な内容)
★第44回(99年4月9日)厚生省交渉「情報公開・開示関連」の要望書。
第44回(99年4月9日)厚生省交渉「情報公開・開示関連」の交渉内容全文掲載。
★京都市が遺族にレセプト開示

当会会員の姉妹らが亡母のレセプトを京都市に開示請求していた件で、京都市は条例に基づくと遺族には開示できない、と拒否していたが、交渉の結果、遺族にもレセプト開示を始めることになった。
★「脳死臓器移植と情報公開」について


<会報21号> 1999年8月20日発行

(主な内容)
★厚生省医療審議会が「カルテ開示法制化」を先送り・・・報告書の関係部分全文掲載
★厚生省医療審議会が「カルテ開示法制化」を先送り・・・報告書の批判する新聞記事集
★カルテ開示法制化を求める大手新聞社各紙の「社説」集
★読売新聞「医療ルネサンス」カルテ開示記事

 動き出すカルテ開示〜訴訟増加と直結せず〜(当会世話人の上田雅継さんの事例)
★読売新聞「医療ルネサンス」レセプト開示記事
 検証「あるレセプト訴訟」5回連載分全文掲載(当会代表世話人の新美千鶴さんの事例)
★厚生省「電子カルテ」容認へ


<会報22号> 1999年10月20日発行

(主な内容)
★第45回(99年8月5日)厚生省交渉「情報公開・開示関連」の要望書。
第45回(99年8月5日)厚生省交渉「情報公開・開示関連」の交渉内容全文掲載。
★会員論文

「カルテ・レセプトを入手してわかったこと」上田雅継さん(当会世話人)
★続発する医療費不正請求事件について
昨年末に当会会員夫妻が柔道整復師に対するレセプト不正請求の返還請求は東京新聞などで連日大きく報道された。その他にも不正請求事件は全国でたくさん発覚している。


<会報23号> 2000年2月15日発行

(主な内容)
★第46回(99年12月9日)厚生省交渉「情報公開・開示関連」の要望書。
第46回(99年12月9日)厚生省交渉「情報公開・開示関連」の交渉内容全文掲載。
★会員論文

「情報開示以前の問題」桐山やす子さん(当会会員で「医師は何をしたか」の著者)


<会報24号> 2000年3月25日発行

(主な内容)
★レセプト不正請求返還訴訟(新美さん)の高裁判決迫る!
     医療費返還訴訟〜経過とその意義について〜(新美千鶴)
     東京高裁に提出された「最終陳述書」(新美千鶴)
個人情報保護検討部会への意見書
★最近の新聞記事より


<会報25号> 2000年5月15日発行

(主な内容)
★レセプト不正請求返還訴訟(新美さん)ついに最高裁へ!
     東京高裁判決(5月11日)全文
     今回の高裁判決を報じた新聞記事
     昨年の一審判決を報じた新聞記事
シンポジウムの案内(5月27日 横浜)


<会報26号> 2000年6月20日発行

(主な内容)
★横浜シンポジウム(5月27日)報告
      関連の新聞記事
      小西熱子氏のレジメ
      新美千鶴氏のレジメ
      安藤憲一氏のレジメ
      町田 裕氏のレジメ
      勝村久司氏のレジメ
★レセプト開示に関する最近の新聞記事
  ★カルテ開示・レセプト開示110番開催


<会報27号> 2000年8月1日発行

(主な内容)
朝日新聞 『論壇』 レセプト開示は病院の窓口でも
第47回厚生省交渉(2000年4月14日)「情報公開・開示関連」の交渉内容全文掲載。
★レセプト開示事件で発覚した不正請求事件の新聞記事

  ★カルテ・レセプト開示110番の結果


<会報28号> 2000年10月1日発行

(主な内容)
★接骨院レセプト不正請求返還訴訟(町田さん)完全勝訴!
  今回の判決を報じた新聞記事
  川口簡裁判決文全文掲載
★新たなレセプト不正請求返還訴訟(濱谷さん)訴状全文掲載
★「医療費明細求めて不正請求に歯止めを」の新聞記事


<会報29号> 2001年1月31日発行

(主な内容)
★遺族へのカルテ開示に関する新聞記事集
★毎日新聞のカルテ開示に関する一連の新聞記事集
★カルテ開示、レセプト開示、医療費不正請求に関する新聞記事集
★医療費情報提供申請書


<会報30号> 2001年3月1日発行

(主な内容)
★長崎のレセプト開示拒否問題の新聞記事
★「カルテ開示はなぜ必要か」の新聞記事
第48回厚生省交渉(2000年7月28日)「情報公開・開示関連」の交渉内容全文掲載。
第49回厚生省交渉(2000年12月1日)「情報公開・開示関連」の交渉内容全文掲載。


<会報31号> 2001年6月10日発行

(主な内容)
★特集 情報公開法
★医療問題に取り組む市民団体の情報公開請求一覧
★市民団体の情報公開請求を取り上げた新聞・雑誌の記事
★各省庁、都道府県の情報公開窓口一覧
★遺族へのカルテ開示やレセプト開示に関する新聞記事
★定例会のお知らせ


<会報32号> 2001年7月17日発行

(主な内容)
第50回厚生省交渉(2001年4月20日)「情報公開・開示関連」の交渉内容全文掲載。
★情報公開請求の結果(1)大阪医科大学の施設基準

★情報公開請求の結果(2)枚方市民病院の施設基準
★情報公開請求の結果(3)国立循環器病センター
★遺族へのカルテ開示拒否に対する不服審査申立書


<会報33号> 2001年8月25日発行

(主な内容)
★「5周年記念シンポジウム」(9/15)のお知らせ
★第51回厚生労働省交渉(9/21)の質問および要望書
★情報公開請求で入手した「医療事故報告(2000年)
 
今年4月に国の情報公開法を利用して近畿厚生局に公開請求した文書の回答。
 多くが黒塗りされた102枚の文書の内、比較的内容がわかる28枚の抜粋。
★「労災レセプト開示」に関する新聞記事
★「レセプト電子化」に関する新聞記事


<会報34号> 2001年11月1日発行

(主な内容)
★設立から5年間の主な活動経過
★「5周年記念シンポジウム」(9/15)の講演レジュメ
 石川寛俊さん(弁護士、「大阪HIV薬害訴訟弁護団」)
 浜 六郎さん(医師、「NPOJIP」理事長)
 岡本隆吉さん(「知る権利ネットワーク関西」事務局長)
 出元明美さん(「陣痛促進剤による被害を考える会」代表)
 野間幸子さん(「医療過誤原告の会」全国常任幹事)
 花井十伍さん(「大阪HIV薬害訴訟原告団」代表)
 山本深雪さん(「大阪精神医療人権センター」代表)
 勝村久司さん(「医療情報の公開・開示を求める市民の会」事務局長)

第51回厚生省交渉(2001年9月21日)「情報公開・開示関連」の交渉内容全文掲載。


<会報35号> 2002年1月1日発行

(主な内容)
<最近の新聞記事特集>
★「カルテ開示」に関する新聞記事
★「レセプト開示」に関する新聞記事
★「医療費架空請求」に関する新聞記事
★「医療制度問題」に関する新聞記事


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